卑怯「ふーん、今日って猫の日なんだ」 居合「そのようだな」 卑怯「なんかやんない? 語尾に『にゃん』ってつけてみるとか」 居合「何故そのようなことをせねばならない」 卑怯「だって猫耳は文字で書くよりもイラストのほうが破壊力高いし、 正直他の人が描いた居合番長見たいし」 居合「何を言ってるんだ、卑怯番長」 卑怯「いやいや、なんでもない。こっちの話。 結局、語尾に『にゃん』ってつけるの? つけにゃいの?」 居合「妙な日本語を使うな」 卑怯「正々堂々、卑怯に勝負するにゃん☆」 居合「ふん、ばかばかしい……」 卑怯「いいじゃにゃい、たまには息抜きも大切にゃん」 居合「…………」 卑怯「僕のお願い、聞いてくれにゃい? なんだか寂しいな……友達になれたと思ったのに」 居合「――っ」 卑怯「駄目かなぁ……」 居合「辞世の句を詠むがいい……」 卑怯「つ、柄に手をかけるのはよしてよ! 悪かったよ」 居合「…………………………………………にゃん」 卑怯「え?」 居合「なんでもない。気にするな。聞かなかったことにするといい」 卑怯「居合番長、顔、真っ赤」 居合「だからっ! 気にするなと言っている! 忘れろ!」 卑怯「やだよ。僕、記憶力いいし、絶対に忘れないにゃん☆ いやー、まさかあの居合番長がにゃんなんて言うなんてねー」 居合「言い出したのは卑怯番長ではないか!」 卑怯「まさかホントに言うとは思ってなかったし」 居合「き、貴様あああああ!」 |