「ねえねえ、アイ! オレの中身って、もしかしたら落語家だったのかもしれない!」
「……何故ですか」
「じゃあ聞いてよ?
ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレ…(略)…チョウキュウメイノチョウスケサン!
さっき、これを10回くりかえして言ってみたんだけど、一度も噛まなかったんだ!!」
「それがどうして落語家になるんです」
「だって、ジュゲムって落語だろ? それに普通の人間はこんなの言えっこないよ。だからさ!」
「それくらいでしたなら、私にも可能ですが」
「……ええっ!?」
了