七千好きに20の質問 Ray Rainbowのれいんさんからお借りしました! ありがとうございます!! 一見シンプルな質問なのに、奥が深すぎて、思わず延々と語ってしまいました。 正直、答える前はこんなに語るとは思わなかった……。 |
01.簡単な自己紹介をお願いします(名前・サイトなど)。 |
尾雲です。文字書きです。サイトはヘリカルスコープです。 |
02.この二人にハマったキッカケはなんですか? |
昔ちょこっと言った記憶があるんですが、 私だいぶ変則的な順番で読んでしまったんですね……。 最初に何かの特集でいんこの「シラノ・ド・ベルジュラック」の回だけ読んだんです。 それで(へー、この七色いんこって面白そう)とか思って、本屋さんで探してみたんです。 すると、古本屋で秋田文庫の4巻と5巻だけ見つけました。 普通なら1巻ないから諦めようって思うんですけど、 どうせ最初に1話ではなさそうな話を読んでしまっているし、 どうやらほとんどの話が1話完結型のようだったので、4巻から読んでみることにしました。 4巻の冒頭は「ピグマリオン」。男谷無双の話です。 この時初めて刑事さんの存在を知るのですが、男谷=いんことはまるで気づきませんでした。 ――なるほど、この刑事のお嬢さんがヒロインで、刑事と泥棒で追いかけっこしてるのか。 そしてこの男谷とかいう紳士は刑事が好きと。なんて見事なトライアングル。 この時に「男谷→万里子→いんこ」という図式が私の頭にインプットされました。 で、読み進めていくうちに「終幕」がやってきます。 これ最終回かな……? やめておこうかな…… と思いながらもいんこの過去に目が離せません。 そして…… 「ギェーッ 七色いんこが男谷マモル? おんなじ人間? いったいどーなってんのよーっ」 と、刑事さんとおんなじ反応をいたしました。あの時は本当にびっくりしました……。 で、いんこと刑事さんの因縁と運命にすっかり心奪われてしまって、 それからは1〜3巻を求めて書店をはしごする日々でした。 そうしたらあなた、男谷・刑事・いんこが登場するトライアングルな話は 「じゃじゃ馬ならし」と「青い鳥」しかないじゃないですかーーーーーー!!!! 2巻の「青い鳥」読み終わったのち、ここで刑事さんが3巻で男谷と陽介との関係 そしていんことの関係をつきつめていくと思ったんですよ!!!! そしたらあっさりスルーじゃないですかーーーーー!!!! やだーーーーーーー!!!!!! 泣きながらネットに同好の士を探しにダイブして、サイトをつくって今に至ります。 |
03.二人のうち、実はこちらのほうが好き…ってあります? |
二人というのはいんこと刑事という認識でよろしいですかな? んー、特にどっちのほうが好き! ってのはないと思いますねー。 二人がイチャイチャしてたり懊悩してたりするのに萌えるので、どちらかがいなくなると 七千萌えは成立しなくなると思うのですよ。 ただ、書きやすいのはいんこかも知れませんwww いんこと刑事さんの、過去についての知識量は圧倒的にいんこのほうが多いので、 色々含みを入れたりぼやかしたりするのがやりやすいのでw あと、刑事さん視点の三人称はわりと苦手かもしれないです……。 書きやすさは いんこの一人称>刑事さんの一人称>いんこ視点の三人称>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>刑事さん視点の三人称 って感じですかねー。 刑事さんの三人称は無性に書きづらいです。なんでかなーと思うんですけど、 たぶん、いんこの考えてることがわかんないからなんですよね……。 私の頭のなかでは(いんこはこれこれこういうことを考えてこういう行動をしてるんだ!) ってなってるんですけど それは終幕で明かされる事実を知っている人間にしか分からない理由なので、 刑事さんの視点では書くことができないんですよ。それがもどかしくて!! 単純で素直な話や明るく甘い話を書くときは刑事さん視点のほうがすんなりいくんですけど。 ちなみに男谷といんこだったら僅差で男谷かもしれない……。 黒髪黒スーツに弱いのです。 でも結局男谷はいんこだし、いんこは男谷だよね……。 |
04.七色いんこについて語ってください。 |
いやー、もー、いとおしいです。 おかっぱだろうとマスクだろうと、ヘタレだろうとなんだろうと、いとおしい。 なんであんなキャラになっちゃったのかなーってのを考えると、 なんかもうどうしようもなく胸が締めつけられます。 「七色いんこ」というキャラクターの表層は、トミーに演技指導された時の 「おまえは悪役なんだ そうだ! 紳士泥棒(略)それをマンガ的にこっけいにやってみな」 ってのをベースにしてるんじゃないかなぁと思っています。 でもそれはベースでしかないし、いんこ本人ではないからボロが出てくるように思うんですよ。 思うに、いんこってすごーく軸がぶれてるんですよね。 少なくとも私には軸がぶれぶれに見えます。 そもそもいんこにとって大切なのは、舞台なのか、お金なのか。 いんこってよくブラック・ジャック比較されるように思うんですけど、 BJのほうは軸がきちんとしてるんですよね。 「BJは人の命とお金とどっちが大切だと思っているか?」 と尋ねられたら100人中100人とも人命だって答えると思うんですよ。 人命とお金を天秤にかけた時、BJは必ず人命をとる。 でもいんこは、お金のために舞台に立つの? 演技をするの? と思われてしまうような 行動をちょこちょこ取ってるんですよね……。 たとえば「彦市ばなし」なんかはお金のために、 本来の役者に代役を勧めて舞台に立っていますよね。 「検察官」なんかは(脅されているとはいえ)お金のために別人を演じますし。 こういう行動を見ると、いんこにとっては舞台よりお金(=父への復讐)が大切であり、 演技はその手段でしかないように思えてしまいます。 しかし一方で、「恋わずらいのなおし方」でモズクに 「それほどまでにどろぼうがしたいのかい!!」と責められたとき、 「ばかいえおれは役者だ! おれは芝居がしたいんだ」と言って舞台の魅力を語ります。 「シラノ・ド・ベルジュラック」ではシラノの名演をした胡月氏に弟子入りを頼み込もうとしたりしますし。 いんこにとって、舞台とお金とどちらが大切なのかは、 その時々によって変わってくるように見えてしまいます。 役者として軸がぶれている。♪ぶれぶれぶれぶれ ただ、そのぶれっぷりがいんこの魅力になってるのかなぁと思います。 終幕までは、お金で復讐する道も、復讐せずに舞台だけのために生きる道も、 両方選びとれる状態にあったのではないかな……。 話は変わって、またBJとの比較になるのですが、いんこの泥棒という側面について少し。 いんこの犯す罪はBJと違って被害者が出る犯罪なんですよね……。 BJの罪は医者の免許を持っていないというだけであって、 社会制度の上での違反にすぎないんですよね。 ぶっちゃけ、BJが1000年前にタイムスリップしていつもと同じことをしても、 モグリだといって批判する人は一人もいないんですよね。 ……報酬要求しすぎといって責められるのは変わらないと思いますが。 けど、いんこが1000年前にタイムスリップしていつもと同じことをしたら 絶対に咎められますよね。盗みはいつの時代も大罪だから。 江戸時代なら市中引きまわしじゃないか……? 詳しいこと忘れたけど。 だからいんこは、最後には裁きを受けて、償わなければならないって思ってます。 その、いずれ消えてしまうであろうという儚さも、私をひきつける大きな要因です。 とにかくいんこはいとおしい。 パッと見隙のない紳士なのに、それが演技でしかなく、本当は不完全でぐらぐらしてるとこがたまんないです。 |
05.千里万里子について語ってください。 |
刑事さんはいい女だと思います。 っていうか、年単位で意識不明の状態から記憶喪失で目覚めて、 そのうえ三年遅れ(千里警部談)で高校に通ってぐれぐれにグレたっていうのに VIPのSP目指して頑張って、警視庁随一の女性警官になれるとか、どんだけよ……。 しかもそのボーイッシュな活躍は海外の王女にまで届いちゃうんだぜ……。 なにそれすごい。 一時期、年齢計算をうんうん唸りながら考えたこともありましたが、 女性の年齢を執拗に探るとか、わりと失礼とか思ったんでやめました(訳:面倒になりました) 刑事さんはだんだんデレていくのがすごくかわいいですよねー。 最初のうちは「はっ! いんこなんて!」って感じなのにだんだんいんこラブ、でもツン! ってほんと正当派ツンデレになるのがかわいくてかわいくて。 あとスタイル良くていいと思います。 私に絵ごころがあったらいろんな服着せてあげたいです。 時折リアルで下着屋さんに行くことがあるのですが、 その時に(このランジェリー刑事さんに着せたい……)とか考えてにやにやします。変態です。 最近は、遊戯王のキサラという女の子キャラと衣装交換すればいいのに、と思います。 キサラたんも巨乳なんですけど、砂漠の辺境にすむ迫害されてるキャラでね、 胸元はきっちり隠れてるワンピースなんだけど非常にミニスカなんですよ……。 万里たんは胸元のガードはゆるいのに、太ももとか下半身のガードはがっちりしてるので、 是非交換こしてきれいなおみ足を見せるといいと思うの……。 (おまわりさん、こっちです。) ときどき、万里たんはいんこと別れた方が幸せになるんじゃない? というお話を聞いたりしてびっくりすることがあるんですが、 それもそれで一理あるなぁと思います。 いんこと出会うまで、 刑事さんはいんこ無しでやってきたわけで、そのままで充分生きていけると思うんですよね。 前のオサムシーズに出した本が甘甘な話ばかっリで、 反動で書いていない時にはすごく辛気臭い妄想をしていたんです。 そのうちのひとつに、 いんこが終幕で凶弾に倒れて帰らぬ人になった場合を考えるのがありました。 刑事さんは悲しむと思います。 いんこと、男谷と、陽介が一度に永遠に失われてしまって。 でも、人間ってひとつのことを延々と悲しんでいられないようにできていると思います。 どんなに悲しくたっておなかは減るし、睡眠をとらなくてはいけないし。 そうやって一日一日を繰り返していくうちに、刑事さんの悲しみもゆっくりと薄れていって、 その傷に優しく寄りそっていける人をみつけるんじゃないかと。 そして、陽介やいんこと過ごした日々が徐々にきらめく思い出にかわっていって。 ある日不意に、自分がずっと悲しんで不幸な顔をしているのは、 彼だって喜ばないのではないかと気づいたりして。 そうして彼のことを過去にして、新しい道へと進んでいく、ような。 そんな、未来が、あるような。 そこまで考えて、私が泣きそうになったんで妄想を終了しました。 ハッピーエンドといえばハッピーだけど、 七千的にはバッドエンドの極致イイイイイイイイイイ!!!!! でも、刑事さんにはそういう道もあると思います。 私としては、そういう道もあると知りながら、 いんこと寄りそう決断をしてくれるとすごく萌えます。 (※ただし、生きているいんこに限る。) というか、ほだされてしまうと思うのよね……。 刑事さん、いい女だけど、優しい人だから。 |
06.男谷マモルについて語ってください。 |
男谷さん……男谷さんねぇ……。 上記のとおり、私は最初いんこと男谷を全くの別人と認識していたので、 解釈したり書いたりする時もついつい別人の感覚になってしまうんですよね……。 それと某同盟の管理人様のある解釈がすっっっっっごく! すっっっっっっっごく!萌えまして 個人的にそれから離れられないというのがひとつ。 まあそれは置いておきましょう。人様のふんどしで相撲をとるわけにはまいるまい。 読んでて思ったのが、陽介の変装パターンのうち、オリジナルの名前がついているのって 「七色いんこ」と「男谷マモル」しかいないんですよね。 芸能記者風の男の変装なんかは何度か出てきてるんですけど、 その人には名前がついていなくて。 あと名前がついているのは、 「ドン・カルロ」や「宝石商の陳」とか、本当にいる人の名前。 いんこも男谷も実在する人間の名前ではないんですよね……。それで思うのは、 名前がついている変装パターンは、万里子に近づくための人格なのかな、と。 万里子がいんこを選んだら、いんことして生きると決めて。 それとも男谷を選んだら、男谷として生きると決めて。 そんな選択肢、というか逃げ道を作ってたんじゃないかなぁと思います。 あと、陽介が帰国の際に出したパスポートに「OTANI」ってあったんですよね……。 書類偽造に関してはよく知らないんですけど、日本国のパスポート偽造なんて並大抵のことじゃないでしょう。というのと、公的機関の書類を偽造できるのなら、陽介を永遠に葬って生きていくこともできたんじゃないか……と、思うんですよ。 七色いんこというキャラクターは、いつか陽介に戻るために演じているキャラクターだけど 男谷マモルは、永遠に男谷マモルとして生きていけるように作っているんじゃないか、 って思って少しぞっとしました。 最初その文字に気づかない頃は、「いんこのつぶやき」に書いてあるようにとっさに千里父に名のったのかと思ってたんですがパスポートに書いてあるとなると、かなり計画的ですよね。 なんとなく、男谷は社会・そして鍬形父から陽介の所在を隠すための人格にも感じられます。 それで浮かんだのが、「カバーストーリー」という言葉でした。 第一義的には雑誌の表紙に掲載された写真やイラストの関連記事という意味らしいんですが スパイ用語でもあって、「敵国・敵組織に侵入する際に偽造した身分や経歴」のことを指すそうです。つまり、スパイが全くの別人を演じる時のために作られた架空の人物・架空の経歴ということですね。 陽介にとって日本は敵国というわけではないけれど、父親の権力が充分に行きわたっているという意味では敵地です。 私には、男谷マモルという存在は、陽介にとってのカバーストーリーなのではないか、と思えてならないです。諜報員は時に、敵地に忍んだまま、そのカバーを演じ続けてをうずめることもあると聞きます。 もしかしたら、陽介もそうなったかもしれない。 男谷マモルという人物はそうなりうる可能性のひとつだった、と思えてならないです。 とまあ、ぞわぞわした妄想にうってつけの男谷さんですが、 ぶっちゃけると、慇懃無礼な黒髪黒スーツ大好物なんです。 |
07.鍬潟陽介について語ってください。 |
難し! なにこの難題!! 陽ちゃんはあんまり原作で触れられていないから、 捏造になってしまうかなーとも思うんですけど、でも頑張って語ってみます。 そもそも、七色いんこというキャラクターも男谷マモルというキャラクターも、 鍬形陽介という人間から派生した人格かなぁと思うんです。 なんで、イメージとしては、陽介のなかにいんこと男谷が含まれるといった感じ。 多分に多重人格的というか、自覚的な多重人格というか……。 男谷のところで前述したとおり、陽介にとっていんこも男谷もその他の変装も 「変装」であって、「仮面」なんだと思います。 けど、その仮面をずっとつけていて、素顔に戻る時間がほとんどないものだから、 仮面を自分と勘違いしてしまっているから、ホンネが出てくるんじゃないのかなぁ……。 他の漫画をまた出して恐縮ですけども、演劇少女漫画として名高い『ガラスの仮面』を以前読みましてそのなかで主人公マヤは、舞台に上がっている間は自分が自分でなくなって、役になってしまえると言っていました。 だから舞台を降りた彼女自身は非常に平凡な少女だけど、舞台の上では王女も海賊もなんだって演じられる。 そして、役になりきってしまえるということが、役者の才能だと語られています。 陽介は、役になりきってしまう才能を持っているのかどうか……。 と、思うと、私は「持っている」と言いたいと思います。 ここで、役者としてツギハギであるという点に言及したいのですが、 陽介は作中でずっと「七色いんこ」を演じているのではないのでしょうか。 七色いんこは「キザったらしい泥棒紳士」であり「代役専門の天才役者」というキャラクター。 どんなモノマネでもできるけれど、モノマネしかできない。いんこ自身が 「人まねだけじゃどうにもならねえよ おれがプロの役者になれねえのはそのためさ」 と語っているけれど、それは「七色いんこ」という「代役役者」を演じているからではないか。 「ツギハギだらけの演技で代役をこなせば天下一品だが、プロ役者にはなれない代役役者」というキャラクターを演じているのではないかと思うのです。 そのいんこという仮面をとった時、(それはすなわち終幕の時とも言えてしまうのだけど) 陽介は本当の、自分の演技ができるんじゃないか、と思います。 というか、いんこという自分ではない人格を演じているその上に、 また舞台で役になりきって演じるとなったら、 ほんとに素顔がわからなくなってしまうんではなかろうか。 いんこがたびたびホンネに襲われるのはそのためなんじゃないかと思います。ほんとに。 あと、陽介の生い立ちに関して思うんですけど、父ちゃん酷過ぎるだろ……。 お金は大切だけど、それ、母親なくしたばかりの小学生に教えることじゃないって……! 隆介さんも隆介さんで、色々苦労してきたのかなぁ……って思います。 たぶん、陽介のこと、彼は彼なりに愛してると思うんですよ……。 彼が今まで生きてきたなかで導き出した人生訓は、 「お金がすべて」というものだったんでしょう。 だから愛する息子には、それを最初から教えてあげて、 自分がしてきたような苦労をさせたくなかったんじゃないかな。 彼なりの愛情にあふれる教育方針だったんだと思います。正誤はさておき。 そして、一番せつないのは陽介もそれを薄々知ってたんじゃないかなーと思うんです。 「でも母は無関心だし父にたよるしかなかったのだ」 って回想の言葉がたまらなく切ない。 だってこの時点で、陽介は父には頼ることができると知ってたんですよ……! 誰も守ってはくれないけれど、父だけは(間違っているかもしれないが)ちゃんとアドバイスをしてくれる。 そして当時の陽介は、「大人になったらわかる」が間違っているかどうかなんてわからない。 社会的には、隆介氏は成功していますしね……。 ついでに言うなら、お金がすべてっていう隆介の持論を、陽介は継いでしまっているようにも思えます。 だって、どうして父親に復讐するために泥棒するの……。 きっとNY放浪やトミーとの暮らしで、お金がないとつらいってことを身にしみたんじゃないかな……。 トミーを真似て舞台で復讐したいなら、地道に芝居小屋に出ていけばいいし 万里子に近づくとしたら男谷マモルというキャラクターがあるのだし 朝霞父のように真っ当な手段で(潰されるかもしれないけど、それは舞台だって同じこと)弾劾する手もあるし、泥棒になるメリットが、お金を稼げる以外に見つからないんですよね……。 劇場を買い取ってチケットバラまいて、結局お金の力でもって復讐をしようとする。 「金がすべてだ」と言った父に、お金の力で刃向かうって構図は、 根本的には、反逆たりえないと思うのですよ。 なんかこう、父親に逆らって逆らっていながら、父親から逃れられない姿を見ているようで心が痛いです。陽介ぇ……(´ノд;`) 幼少期に戻りますが、ショタ陽ちゃんのじと目が大変好きです。 じ と 目 シ ョ タ ……!!!!! しかしこのショタ、我利也に復讐したり、家庭教師に復讐したり、根暗ってレベルじゃねーぞ! モモちゃんと出会えてよかったね……ほんと良かった……。 この子、モモ子に出会えなかったら、尊属殺人とかいう悲しい結末に陥ったんじゃないかと思えてならない。 イキロ……。 |
08.朝霞モモ子について語ってください。 |
はい、じゃあモモたんいきましょうか!! モモ子はね、天使だと思う。 以上。 って終わったらあれなので。 彼女は陽介と違って、愛情たっぷりに育ってきたんじゃないかなーって思います。 両親仲良くて、すげー愛されてて、いい子に育ったと思う。 だから、あの暗いショタを救ってあげることができたんだと思うよ……。 ただ、陽介のなかで美しいイコンになってるような気もします。まさに天使。 モモ子だって人間なんだから色々悩んだり、腹をたてたりしたんじゃないかとか。 でもたぶん、陽介のなかではそういうことはなかったことになっていそう。 あんだけ暗い陽介を受け入れられたモモ子も、ちょっと普通じゃないというか、 良い意味で世間ずれしていないような。いい子。 終幕でいんこもとい陽介が 「ぼくも陽介にもどって、二人できみの両親のかたきをうちたかったからさ!」 とか言ってますけど、終幕後にモモ子の記憶を取り戻した彼女は果たして朝霞モモ子なのか。 って私は思ってしまいますね……。いや、確かにモモ子なんですけど、 中学時代のモモ子と、記憶を取り戻したモモ子は、同一人物でありながら、別人だと思います……。 「陽介にもどって」と言った彼が中学時代の鍬潟陽介ではないのと同じように。 二人とももだもだ悩めばいいと思う……。 |
09.七色いんこ×千里万里子「七千」って、どんなイメージですか? |
泥棒と刑事! 仲良くケンカしな! 追って追われて、追われて追って、って感じで、二人で追いかけっこしてるのがすごくかわいいです。 いんこはあくまでキザでそっけないし、刑事さんはあくまでツンツン。 でも内心は二人ともデレデレの、両片思いって感じで超萌えます。 ただ、いんこだけは記憶があるものだから、そのギャップにもだもだ悩んだり、 時々腹立ちが抑えきれなくて八つ当たりするといい……。ふへへ……。いと萌ゆ……。 |
10.男谷マモル×千里万里子「弐万」って、どんなイメージですか? |
慇懃無礼×お転婆娘 って感じで!感じで!!!!萌え!!!!! 表層はそんな感じですねー。 どろどろしたものを考え始めると、 私のなかで、いんこ(陽介)にとっての男谷は逃げ道で、 刑事さんがいんこではなく男谷を選んだら、復讐とか投げて、 一生男谷マモルとして(別人として)万里子の側にいるってことを考えてるんじゃないか とか思っていて、だから男谷は万里子のこと好き好きって言ってるんだけど 本気で惚れさせようとはしていないとか思ってます。 だからちょっと冷酷な部分があるんだけど、それはひた隠しにして万里子に接して。 万里子も稀にその部分に気づいてゾッとしたり、あるいは気づいてなくても なんとなーく肌に合わないって感じて毛嫌いしているといい……。 なにこのドロドロ!!!! 男谷が登場した話が「じゃじゃ馬ならし」「ピグマリオン」と、 どっちも女性を従順にさせるって言う筋書きの話ってのが面白いですね。 優しくてお淑やかなモモ子に戻ってほしくてやってるに違いないよ……特にピグマリオン……。 |
11.鍬潟陽介×朝霞モモ子「400」って、どんなイメージですか? |
400は初恋って感じですね……。 それも、当人同士がこれが恋って気づいていない淡い淡い恋。 モモちゃんは女の子だから少し早熟で、もしかしてこれって恋!? とか思うかもですけど、陽介はガチで友達としか考えていないという……。 ハーレムものの主人公もびっくりな鈍感っぷりだと思うの。 終幕後の陽介とモモ子は、果たして彼らが陽介とモモ子になることを選ぶかどうかわからないので私のなかではあんまり定まってません。 いんこは陽介になったけれど、万里子はモモ子に戻らずに万里子でいることを選択したかもしれない。 そんな二人が手をとって歩いて行くかも……と考えると、なかなかコレ! といったイメージは持てません。 でも一度書いてみたいですね……。 あれ……でもそれってなんて言えばいいんだろう……四千……? |
12.あなたが選ぶ「七千」名or迷シーンを教えてください(いくつでも) |
うわこれ悩む……。 「ピーターパン」「じゃじゃ馬ならし」「青い鳥」「結婚申込」とかは鉄板ですのでおいておくとして 個人的に「恋わずらいのなおし方」が好きです。 モズクちゃんという恋敵登場!! っていう七千的に大変美味しい話だと思います。 しかも刑事さんがいんこのいないところでとはいえ、「愛してるのよ!」って どんだけデレてんですか……。ああもう!!! しかもいんこ本人はモズクになーんも興味抱いてなさそうなところがまたね……。 ほんと、刑事さんと舞台と金にしか興味ないのかいんこ……。 あと、「作者を探す〜」の話で、最初のほうに足を洗ってと頼む刑事さんも萌え。 で、断られてじゃあ遠慮なくしょっ引いてやるよ! って言うところも、 七千らしいなぁって思います。 ぶっちゃけ、二人が一緒にいてくれりゃあなんでも美味しいんですけどね!!! |
13.七色いんこに一言いうとしたら、何ですか? |
「ヘタレ乙」(訳:いつまでもヘタレてんじゃねーぞ! 刑事さん幸せにしやがれこの野郎!) |
14.千里万里子に一言いうとしたら、何ですか? |
「がんばって幸せになってね……」(できればいんこと二人でね……) |
15.七千でお好きなシチュエーションを教えて下さい。 |
やっぱり二人でケンカしたりきゃんきゃん言いあいしてたりしてるところが好きですねー。 今「言い愛してたり」って変換が出たんですけど、 その言い争いが二人の愛の形にしか見えない……。 パソコンよ、誤変換GJ あと、多くの人が言われてますが、青い鳥みたいに二人で事件を解決するのをもっと見たかったです……。 |
16.二人の理想の関係はどんな感じですか? |
理想、ですか……。 特にないですかねー。なんか、二人が一緒にいてくれればそれで満足というか。 原作がもはや理想。 あ、でも、もっと読みたいというのはあります……。 もっと長く続けば良かったのに……ぐすん。 |
17.七色いんこと千里万里子、どちらがより相手を深く思っていると考えますか? |
わー、どっちなんだろう。 年数で行ったらやっぱりいんこですかね? でも、その相手って誰なんだろう……と思うと、 いんこという人格を全力で愛してるのは刑事さんかもしれない……。 だけどそれはその人を愛していることになるのか……? って考え始めるとぐるぐる思考が回って一本不毛な話が書けそうですね。 愛なんて量るものじゃないですよ、なんてかっこよさげなこと言って〆! |
18.「ピグマリオン」男谷マモルが「まるでいんこが好きみたいに見える」といっています。このときの彼の心の声をレポートしてください。 |
――それでは現場の声をお聞きしましょう。現場の尾雲さーん? 「はーい! こんにちは! レポーターの尾雲です。 えー、こちらではちょうど、男谷氏が千里さんにボッコボコにされたところです。 早速、彼の心の声を聞いてみたいと思います! 男谷氏のホンネさんにお越しいただいておりますので、インタビューしてみたいと思います。 ええー、ホンネさん、いかがだったのでしょうか?」 「カーチャン、メシはまだかいな?」 「あ、いえ、今日はグルメ番組ではなく、男谷氏の本音をお聞きしたく伺ったのですが――」 「男谷の本音〜? 男のホンネなんてだいたい決っとる」 「おっと、これはまた大胆な発言ですねー。ではそのズバリをお願いします!」 「聞きたいんか?」 「ええもちろん!」 「じゃあちょっと耳を貸してみろ」 …… …………ボボン!! 「うわぁ! ホンネさん、爆発なさってしまいました。フンだらけです! ……なかなか本心を見せてくれませんね。難しい人です。以上、現場の尾雲でした」 |
19.原作終了後の七千について語ってください。 |
頼むから、生きていてくれ、と祈っています。 手塚先生があのような形でお話を終わらせたということは、やっぱりいんこのその後は 読者にゆだねられたんだと思っています。 想像力というのは横着なもので、私はいんこが死亡してしまうルートも、生存するルートも両方想像してしまいますが(そしてそれぞれに萌を感じてじたばた悶えているのですが) やっぱり生きていてほしいなぁ、と思います。 生存したという仮定の上で話を進めますが、 いんこは盗みの罪を償わなければならない、と思います。 償い方はあんまりしっかり考えてないんですけど、服役や裁判がそれにあたるかもしれないし 舞台のうえで受けた弾丸が償いに足るものかもしれない。 いずれにせよ、七色いんこという泥棒が犯した罪は、きちんと清算してほしいな、と思います。 そして! 刑事さんと!! イチャイチャ!!! すれば!!!! いいじゃない!!!!! 存分にいちゃいちゃしてリア充なデートとかすればいいよ! 両片思いがようやく両思い! いやっほう! もう結婚すればいいじゃない! ご祝儀いくら包めばいですか!!! ライスシャワーは任せろー!! って気分です。 なんかもう、無理矢理でもハッピーエンドにしたい所存。 それが一番なってほしいと望む姿なのですが、生存したけど二人が別れる道をとったり 死亡しちゃったりとか、いろいろ可能性はいっぱいあるなぁって思います。 なんか、語りきれませんね……。 |
20.お疲れ様でした。最後に、この二人への愛を思いっきりどうぞ!! |
このサイトが、私の七千への愛のかたまりみたいなもんです。 私にとって二次創作をするってことは、どうしたって抑えきれない愛の発現のようなものなので、書いた話ひとつひとつが、二人へのラブコールです。 幸せになれ二人とも……。 |
長い長い回答に、お付き合いありがとうございました。 たぶん現時点でこの頁がこのサイトでもっとも長いページだと思われます。 ここまで読み切ったあなたも相当な七千好きとお見受けいたします。 いいですよね、七千。 |